購入した時計の裏蓋が傾いててショック!?

こちらの写真、アイスウォッチのロゴが、バンドの向きに対して傾いてしまってますが、不良品ではありません。
スクリューバックとは?
ロゴが傾いている理由は、「スクリューバック」という種類の裏蓋のためです。
スクリューバックは裏蓋自体がねじ込み式になっており、裏蓋のデザインを一定の向きに固定する仕様にはなっていません。
なので、他社製品では、どの方向から見ても違和感がないようなデザイン(円に沿った文字の配置や、無地など)がされているものも見られます。
ではなぜスクリューバックを採用するのか…。
それは、はめ込み式のものより堅牢で気密性・防水性に優れているからです。
スクリューバックは1920年代にロレックスによって発明され、このスクリューバックの登場により、ダイバーズウォッチは飛躍的に防水性を伸ばしたと言われています。
スクリューバックの見分け方は、アイスウォッチの場合、裏蓋の外周に開閉工具の爪をひっかける穴があります。
他社製品では、縁が多角形になっている物などもあり、中々個性的で面白いです。
スクリューバックの開け方は?

スクリューバックは、開閉に専用の工具が必要になります。
一般のご家庭での開閉は、傷を付けてしまったり、防水モデルのパッキンを変形させてしまったりと、少し難易度が高いです。
また、アイスウォッチの場合ご自身で裏蓋を開けてしまうと、保証の対象外となってしまうのでご注意ください。
電池交換の際は、購入された店舗や修理店・メーカーに依頼するのが安全です。